新年からは、「禮」(れい)を徹底!

おはようございます!
粋なコミュニケーションで笑顔を伝える☆馬木あづさ@宝塚です♪
今日も、ホスピタリティ・コミュニケーションでニコニコ間違いなし!です。

江戸しぐさは、江戸時代に編み出された町人の他者とのコミュニケーションの知恵の結集です。
その中で、子どもには、ただ一つ「禮」(礼・れい)を伝えるだけで良いとしています。

「三つ心。六つ躾。九つ言葉」が江戸の養育の基本。

三歳までに思いやりの心を育み、六歳までに身の処し方を繰り返し伝え、九歳には、自分の気持ちも言葉で伝えられ、人の気持ちも言葉で理解できるようにするのです。

思いやりの心を示すのは、「禮(礼)」

「豊」かさを「示す」と漢字でも書くように、まずは、自分が十分に満たされていないと他者へは、豊かさを示せません。
ここでいう豊かさとは、経済的・物質的なことではありません。

江戸では、完璧なものはかえって野暮で、少し欠けているくらいが粋だとしました。
人も同じです。
完璧な人はいません。
弥次さん喜多さんのように、ちょっと抜けているけど憎めない人を赦せる土壌がありました。

さらには、持ち物も必要の8割に留め、残りの2割は、レンタルで済ませたのです。
レンタルするにも、気持ちよく借りる「禮」が必要になりますよね♪
気持ちのゆとりのような「豊かさ」を養う必要があるのです。

そして、私は、この「禮」を示す言葉は、「ありがとう」だと思っています。
当たり前と思わずに、有り難いこととして捉えてこそ、自然に口から溢れる言葉。

ありがとう。

家庭の中で、ぜひぜひ、常々、この言葉を繰り返し、子どもにも伝えて欲しいです。
今日も元気だ。「ありがとう」
お手伝いをした。「ありがとう」・・・

今、お子さまがあなたの目の前にいることは、決して当たり前ではないのですから・・・♪
2013年。ぜひぜひ意識して、あなたから家族に「ありがとう」の「禮」を伝えてみて下さいね♪


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